第19回伝統工芸木竹展

 隔年で開催している「伝統工芸木竹展」の第19回展が始まりました。今年は5月13日から6月18日まで竹中大工道具館会場にて、その後は東京に場所を移して日本橋三越本店で6月21日から26日まで開かれます。


 今回は13cm角の小さな箱―「楓拭漆嵌装箱『日月』」―を出品しました。箱外側は黒漆で仕上げ、二日月の象嵌を施しました。蓋内側は木地に金砂子を蒔いた明るい地に金色の太陽が輝き、蓋を開けると夜が明けて明るい朝を迎えるという趣向です。常にテーマとしている「再生」を象徴とした作品に仕上げました。是非、道具館の木工道具とともにご覧ください。

 

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第19回伝統工芸木竹展―全国の木工芸・竹工芸作家による公募展

 

会期/会場

①2023年5月13日(土)~6月18日(日)/竹中大工道具館1Fホール

https://www.dougukan.jp/special_exhibition/mokuchiku19

 

 

②2023年6月21日(水)~6月26日(月)/日本橋三越本店本館7階催物会場

https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/wood_bamboowork_50

 

開催時間

①9:30〜16:30(入館は16:00まで)

②10:00〜17:00(最終日は18:00まで)

 

休館日

①月曜日(祝日の場合は翌日)

 

入館料

①大人700円、大高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)

②無料 

 

主催

日本工芸会、竹中大工道具館

 

後援

文化庁、兵庫県教育委員会、朝日新聞社、MOA美術館、神戸新聞社、NHK神戸放送局